YAMAHA社から、AirPlay対応の新型オーディオ製品群がリリースされていますが、注目したいのはYHT-697/YHT897の2機種。いずれも5.1chサラウンドに対応した機種で、コアとなるレシーバはRX-V473で共通です。アップル社の提供するAirPlayに対応し、PC/Macからストリーミング配信される音楽データを再生するだけではなく、専用アプリによるiOSデバイスやAndroid端末からのリモートコントロールも可能になっています。ネットワーク経由でのvTunesインターネットラジオへの接続も可能で、DLNA1.5の認証済みで、ネットワーク経由での利用が容易になっています。iPod等を接続可能なUSBポートが1基用意され、HDMIは4入力/1出力。
両者の違いはスピーカーで、YST-697はプラスティック製のNS-PA40セット、YHT-897は木製NS-PA120BLのセットが用いられています。NS-PA40はフロント側が70mmφウーファー+25mmφのドーム型ツィータ、センターとリアが70mmφのフルレンジコーン、サブウーファが165mmφという構成。NS-PA120BLはフロント/センター/リアがデュアル64mmφウーファー+19mmφツィータ、サブウーファが254mmφとなっており、いずれもフロントスピーカーはトールボーイタイプです。仕様上は、NS-PA120BLを搭載するYHT-897の方が音質が良さそうです。オンラインでの販売価格は$749.95/$849.95となっています。レシーバが同じなので、この価格差はスピーカーによる違いになります。一度、ショールームで効き比べた方が良さそうです。
参照:YHT-697
参照:YHT-897
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