木曜日, 1月 31, 2013

高度6000メートルからテロリストを見つけられます?!

DARPAが約18億画素相当のカメラシステムを装備したUAVプレデターを披露したと、ExtremeTechで報じています。とは言っても、実際には複数のカメラによる画像を合成して18億画素であって、単独のCCD/MOS撮像板による18億画素ではありません。次期HDTVの規格である4Kなんて言うのは目じゃないくらいです。実際には500万画素相当の撮像板368枚で撮影した画像を合成しているようですが、それでも合成にかかる時間と転送は膨大になる訳で、そちらの方が気になります。リフレッシュレートは12fpsで、多くの画像処理は地上のスーパーコンピュータでほぼリアルタイムで行われるそうですが、転送データ量は600Gbit/Secほどになります。そのため、最大のネックは転送速度と言う事になります。無線による100Gbpsクラスの転送能力が必要になり、これの実用化が実戦配備の条件になる様です。実践配備されるのはどうにも困ったものですが、技術的にはすごいものがありますねぇ。何か、地下にあるコンピュータがうなりをあげてデータを処理しているイメージが伝わってきます。

参照:DARPA shows off 1.8-gigapixel surveillance drone

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