クトルゥー神話のファンにはお馴染みですが、インスマス面と言う言葉があります。「インスマスの影」等の作中に現れる街の住民特有の顔をさすのですが、魚の様な顔と評されています。それを模している訳ではないのでしょうが、Anne-Catherine Becker-Echivard氏は、魚の頭を持った人の様な怪物をモチーフにした作品を多く制作しています。インスマスの日常風景とも言えるのですが、そう言った暗さはまったく無く、逆にユニークな作品群になっています。いや、別にダゴン秘密教団の儀式ではないと思いますよ。登場する人物(?)たちも妙に表情豊かで、なかなか楽しげです。職業も、墓守から、サッカーボールや薬等の製造業、強盗から裁判官まで様々なものが表現されています。クとルー神話に興味が無くても、一度ご覧になることをお薦めしておきます。それにしても、芸術家の考えることはよくわからん!?
参照:Anne-Catherine Becker-Echivard
0 件のコメント:
コメントを投稿