水曜日, 2月 26, 2014

【CNET】3Dスキャニングと3Dプリントによる歩行用補助具

CNETが、3Dプリント技術を用いて制作された歩行用補助具について報じています。今までにも歩行補助用の外骨格は何度も報じられてきましたが、共通した問題点がありました。それは汎用性に起因するもので、人体に補助具を固定するのに個々人にジャストフィットさせる事ができないため、いつの間にか装着者に苦痛を感じさせたり、補助具の固定が甘くなったりすると言う点です。コストの問題もあり、そう言う欠点にはある程度目をつぶるか、採算度外視のテストケースとして制作せざるを得ないところがありました。3D Systems社ではEksoBionics社との共同開発で、これの解決に3Dプリントの技術を応用しました。人体を3Dスキャニングでとりこみ、それを元に3Dプリントされた固定具を用いる事で、この点を改善した訳です。22年前に下半身麻痺に陥ったAmanda Boxtelさんにフィットさせた歩行補助具は、彼女を自分の足で歩く事を可能にしています。このところ、コストダウンが著しい3Dプリント技術で、よりローコストでフィットする補助具が出来上がる様になればいいのですが。

参照:3D-printed exoskeleton helps paralyzed skier walk again

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