コーヒーのペーパーフィルターは紙製の手軽なフィルタで、コーヒーの豆を通さず、抽出された成分のみを透過します。逆に言えばフィルタとしての性能は不十分です。現在の高性能な浄水器は、水以外の有害な成分を透過しませんが、割りと大掛かりです。紙の様に薄く、手軽に扱えて、高性能な浄水器をお求めの方にぴったりなのが、カーネギーメロン大学で開発され、Water is Life社で販売されるThe Drinkable Bookです。専用のフィルタホルダ兼ウォータトレイのケースに入れられた本の様な形状で、各ページは紙と同様に印刷もできます。ページを切って、ホルダにセット。後は水を注ぐだけで、トレイ側にきれいな水がたまると言う訳です。手軽に使えて高性能、しかも本の様に印刷もできるとくれば、聖書やコーランの様な書籍の形式で人が救える様になる訳です。後は、コストと利用可能期間等が問題なければ、かなり便利に使えるんじゃないかと。海外旅行やサバイバル、アドベンチャ等にも利用可能です。実際に、ケニヤやガーナ等のあまり水の状況が良くない地域で使われている様です。
参照:The Drinkable Book
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