「ブレインジャック」とでも、「ドリフト」の初期段階とでも呼んでいただいてかまいませんが、University of Washingtonで、人間の身体を遠隔操作する実験が行われたそうです。当然、現時点では任意の人間の脳を無制限にジャックできる訳ではなく、コントロール側では脳波計測器を装着し、コントロールされる側はTMSコイルと呼ばれる円環を適切な場所に配置しなければなりません。実験に使用したのはゲームですが、画面はコントロール側で表示してプレイしますが、ゲームパッド等は被制御側に置かれます。つまりコントロール側はゲーム画面を見て思うだけ、被制御側は画面が見えないままに撃つと言う仕組みです。両者は離れた別々の建物におり、両者はインターネット経由で接続されます。うまく制御できればゲームが成立する訳ですが、そうでなければ成立しないと言う訳です。で、今回は3組6人で実験を行い、組み合わせによってかなり差は出た様ですが、一応の成功になったと。従って、外部から他人の肉体をコントロールできたと言う判断の様です。単純に、人の脳は外部から制御可能なのだと言う、ある意味、ダミープラグ的な事が判明した訳です。まぁ、未だそこまでは至ってないと言うのは事実でしょうが、ユニークな実験ではあります。
参照:UW study shows direct brain interface between humans
0 件のコメント:
コメントを投稿