米海軍から、現在試験中のUUV「GhostSwimmer」についての発表がありました。UUVはUnmanned Underwater Vehicleの略で、無人水中船というところでしょうか。画像を見る限りは、小型の鮫かマグロの類いにしか見えません。全長は1.5m、重量は45kgほどで、最大潜航深度は150m。推進力はスクリューとかポンプジェットの類いではなく、魚の様に尾びれを使って得ています。当然、胸びれは方向蛇と上下動の制御を行う潜舵になります。多分に、このデザインはカモフラージュとして採用されているものと思われ、人の目に見えても魚という認識になるためでしょう。機密保持のためには重要な事です。なお、自律的な行動も可能ですが、ラップトップPCなどからの制御も可能になっています。そのため、監視や偵察だけではなく、水中での検査行程を実施する事も可能とされています。確かにこんなのが水面に上がってきても、ぱっと見では魚にしか見えないでしょうし、よほど接近しても水中では認識が難しいでしょう。
参照:Navy Tests New Unmanned Underwater Vehicle at JEBLC-FS
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