iPhoneに搭載されたSiriは、その後に雨後の筍の様に同様のサービスが立ち上がったのを見ると、話題性と言う点では成功を収めたのだと思います。Siriの魅力は音声認識と応対の自然さの他に、膨大なデータベースを基礎とした、シャレた回答をして来る事です。この分野の技術をスマフォから従来の会話型玩具に持ち込んだらどうでしょう。KickStarterで資金調達に当たっているCogniToysは、そんな感じのデバイスです。子供向けと言う事もあって、如何にもアメリカンな恐竜のデザインですが、これはあちらのお子さんが親しみ易い様にと言う事でしょう。ユーザー音声によって問いかけ、音声で回答を受け取る様になります。もちろん、このデバイスは単独では機能せず、インターネット経由でIBMのWatsonに接続され、蓄えられた膨大な知識量を基にした回答を行います。ある意味、Siriに匹敵する子供向けシステムかも知れません。ディスプレイもありませんし、最小限のハードウェアで実現できるはずで、追随する企業がでないとも限りませんが。募集期間を4週間残した段階で、既に目標金額の140%近くに達しているので、商品化される可能性があると思います。日本でも、同様の玩具の需要は少なくないと思います。その際には、もう少し可愛げのあるデザインにしてください。
参照:CogniToys: Internet-connected Smart Toys that Learn and Grow
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