UC Berkeley校で、血中の寄生虫を判別する為のシステムとして、スマフォを採用している事例が発表されています。血液を専用のプレパラート状の検体板にいれ、これを専用のキャプチャデバイスにセットします。キャプチャユニットはArduinoベースのハードウェアで、検体板の移動制御を実施します。スマフォとの接続はBluetooth。ユニット自体の製作は3Dプリントで行なわれています。録画と分析、板の移動指定等はスマフォ側から行なう様です。で、この検体から寄生虫等を検出すると言う訳です。まぁ、一種のスマフォ顕微鏡と言うところでしょうか?すべての寄生虫を検出できる訳ではありませんが、検出の自動化までは持っていける様です。確かに、小型のコンピューターとして考えると、スマフォは手軽な情報処理機ではあります。今後は、こういう技術がより身近なところで使用されるのかも知れません。実際の検証はアフリカ等で行なわれる様です。
参照:Smartphone video microscope automates detection of parasites in blood
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