バッファロー社から、テラステーションの新シリーズとして、強力な「TS-WXL/R1シリーズ」が発表されています。用意される容量は1TBx2/2TBx2の2機種で、RAID0/1に対応しています。ネットワークは2系統あり、いずれもGigabitEthernetに対応します。このネットワークポートには面白い機能が用意されており、2台のTS-WXL/R1シリーズ同士をネットワークで接続して、データのバックアップを行なうことができます。一方が故障した際に他方に切り替える事で、データ被害と復旧時間を短縮させるレプリケーション機能でつかわれます。いわば、ネットワークを介したミラーリング機能と言った感じです。また、ハードディスクを接続するUSBポートが2ポート用意されており、ここに接続したハードディスクにもバックアップをとる事ができます。さらに、スピード重視のRAID0構成に加えて、内蔵したハードディスク間のRAID1構成(ミラーリング)もとれるので、従来のNASにはなかった、強力なデータの安全性が計られている事になります。その他、データの暗号化やハードディスク上の容量割当のクォータ機能等に対応し、内蔵HDはホットスワップ可能ですから、かなり強力な耐性がとれていると思います。クライアントとして利用できるのはWindows 2000/XP/Vista,MacOSX10.3.9以降となっています。設定等はブラウザ経由で行なう事ができ、その設定を他の機種に反映させる事もできる様です。オンラインでの販売価格は、1TBx2/2TBx2各モデルの税抜き価格で¥74,300/¥90,300となっています。機能的には十分すぎるくらいなので、安心して使えるでしょう。ただし、機能をフルに生かそうとするのならば、このシリーズだけで全部をまかなわなければならないため、コストアップ要因になりかねませんが。
参照: 管理者・RAID機能搭載 NAS 2ドライブ搭載モデル「TS-WXL/R1シリーズ」
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