SuperTalent社では、PCI Express x8をインターフェースに持ち、内部でRAID構成をとったSSD「RAIDDrive」シリーズを発表しています。同種の製品はPhotoFast社からもリリースされていますが、こちらはさらに高速になっています。このシリーズは、さらにES/WS/GSの3シリーズに細分化され、それぞれエンタープライズサーバ/ワークステーション/ゲーム向けと分類されています。エンタープライズサーバのみ、バッテリバックアップされている様ですが、これはおそらくはRAID系のキャッシュメモリ等の動作に関わるものと思われます。
最大2TBまでの容量を持ち、MLC/SLCで構成されるドライブは、最大でシーケンシャルリードで1.2GB/Sec、シーケンシャルライトで1.3GB/Secとなっています。スピードから考えるとRAID0(ストライピング)で動作していると思われますが、シーケンシャルライトの数字が大きすぎる気はしますが、これは大容量のキャッシュメモリが搭載されており、キャッシュメモリとロジックとの通信速度ではないかと推測されます。そうでないと、フラッシュメモリでライトの方が早い事の説明がつきません。また、この速度が現実ならばPhotoFast社の製品の1.5倍から2倍近い数字を叩きだしている事になりますので、かなりすごい事になっている様に思います。価格や実際の容量等の詳細な情報は、追って発表されるでしょう。
参照:Super Talent Develops 2048 GB PCIe RAID SSD
0 件のコメント:
コメントを投稿