パイオニア社から、マルチチャンネルAVアンプ「VSA-LX53」が発表されています。最近の同社製品と同様に、iPhone/iPod touchに対応したコントロール用アプリiControlAVに対応しており、無線LAN環境であれば様々なコントロールが可能です。また、BlueToothも搭載しており、A2DPプロファイラに対応した携帯電話やDAP、PC/Mac等のサウンドをワイヤレスで出力する事も可能です。この辺りは、ワイヤレス接続というのをうまく取り込んでいますね。では、AVアンプとしてのワイヤードの部分はどうかと言えば、背面はほぼ入出力端子で埋め尽くされているんじゃないかと思える程で、コネクタの数だけでお腹いっぱいという感じです。3D等に対応したHDMI ver.1.4a規格の端子を備え、入力が6系統、出力が2系統となっています。サウンド入力は、アナログが計6系統で、同軸2系統と光デジタルが3系統。映像入力は、iPod/iPhone専用を1系統含むコンポジットが5系統、コンポーネントが2系統。サウンド出力はアナログが2系統+光デジタルが1系統、9.1ch対応のプリアウトが1系統です。その他、iPod/iPhone接続用のUSB端子が1個、BlueToothやRS232C等々。アンプ出力も桁外れで、最大出力は190W/chだそうです。サラウンドに関しては、5.1chが基本ですが、仮想7.1ch処理や9.1ch出力に持ち合おうします。ってか、ここまで行くと、置く環境の方を選びそうです。オンラインでの販売価格は15万円で、標準で赤外線リモコンが付属しますが、別途、RF方式の全方位リモコンが販売される予定です。リモコンの価格はオープンプライス。アンプとリモコンは7月上旬頃の発売が予定されています。
参照:AVマルチチャンネルアンプVSA-LX53
0 件のコメント:
コメントを投稿