木曜日, 7月 15, 2010

迷走?統合?暴走!

米国SONYで、コンシューマ向けとしては初になるだろう、レンズ交換式のカムコーダ「NEX-VG10E」が発表されています。形式番号からもお分かりの通り、これはミラーレスデジタル一眼レフのNEXシリーズと共通の技術基盤に基づく製品です。レンズマウントはNEXシリーズと同じくEマウントで、アダプタ経由でαマウントのレンズも使用可能です。一眼レフ系のレンズがカムコーダで実用になるのかは分かりませんが、使えるという事は間違いない様です。センサには実効画素数1420万画素のExmor APS HD CMOSセンサが搭載されており、画像処理はBIONZ、標準レンズには18-200mmのF3.5-6.3 OSSが用意されます。ちなみに、このレンズは今秋からNEX用に国内販売が予定されており、約10万円の価格がついています。レンズ交換式なので、CMOSセンサのホコリ除去等はNEXと同じ技術が用いられています。基本的にはハイエンド機種なので、動画/静止画についてはフルマニュアルコントロールが可能、HDMI出力端子も用意されています。オンラインでの販売価格は$1999で、ハイエンドコンシューマかセミプロクラスの利用が想定されている様です。なお、オンボードのフラッシュメモリは用意されず、MS Duo,SD/SDHCメモリカードが必要になりますが、SDXCカードは未対応の様です。
NEXを見た時に、サイバーショットの雰囲気があったんですが、まさかカムコーダまで統合する様な事を考えているとは思いもよりませんでした。パナソニックの逆襲に期待したいところです。
参照:NEX-VG10E Handycam

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