水曜日, 7月 14, 2010

無人戦闘艦ワルキューレが始まるのか?

イギリスの防衛産業メーカーのBAE Systems社は英国防省と共同で、無人航空機の「Taranis」のプロトタイプを発表しています。Taranisは英国初の無人航空機で、画像を見てお分かりのと落ち、ステルス機能を有する外装を持っています。全長が12m、翼長が10m。垂直/水平尾翼はなく、全翼式になっています。コントロールは衛星を介して行なわれるため、ロンドンの自宅に居ながらにして、中東辺りの哨戒作業をこなすと言った事も夢ではありません。敵地上勢力への攻撃から偵察までをこなす事になる様ですが、これはあくまでもプロトタイプ。初飛行を来年に控えている試作品ですから、実際に配備されるのは早くても10年後でしょう。また、様々に記載されている宣伝文句も、おそらくは話半分程度か、努力目標と捉えた方がいいです。攻撃が可能なUCAVは各国が開発を進めている、次世代の航空機技術の要です。偵察をメインとする物は、既に実用化されていますが、戦闘/攻撃が可能な航空機を製作するのは、かなり費用がかさむんですよ。
ただ、全体のフォルムは、どこかで見た様な気がするんですよ。米国のXシリーズ航空機のうちのX45A/46/47とか、ホルテン兄弟の試作機の中に近い形状がある様な気がします。開発が注視されたA-12/AvengerIIも、形状が近いです。まぁ、実機が戦場を駆け抜ける事がない様に祈ってはいますけれども。
参照:Taranis: The £143million unmanned stealth jet that will hit targets in another continent

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