dezeenで紹介されていた、Thomas Schnur氏の手による小型のテーブルのデザインです。大きさ的には一回り小さい感じはありますが、ほぼ円形の天板からは、どうしてもちゃぶ台に見えてしまいます。が、このテーブルのアイデアは、その脚部にあります。この脚部、いわゆるズッポンこと便器のつまりを修復する治具によく似ており、先端部が吸盤状になっています。一般的な吸盤がつく面には貼付けることができ、多少斜めになっていてもずれ落ちない様になっています。当然、5個の強力な吸盤の力で貼り付いた状態では、簡単にちゃぶ台返しはできません。もっとも、吸盤が効かない日本の畳の上では、簡単にちゃぶ台返しされてしまいますが。全体はラバー製で、天板はさすがに補強が入っているでしょうが、脚部も芯が入っていることは無く、全ラバー製です。何かを置くのには躊躇してしまいますが、日頃、ちゃぶ台返しに悩んでいる方(いるのか?)は、これで逆襲してください。
参照:Rubber Table by Thomas Schnur
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