富士通から業務用の「ScanSnap N1800」が発表されています。正面の大型の液晶画面が目につきますが、これはタッチパネルになっており、基本操作はここで行ないます。また、必要な文字入力も、タッチパネル経由で行なうことができます。個人向けと言うよりも、企業/業務向けと言った方がいい商品で、単独でのGoogleドキュメントへのアップロード機能や、Evernoteとの連携機能等が用意されています。スキャンしたデータを、ネットワーク上のサーバにアップロードしたり、プリント/FAXサーバを介して印刷したり、電子メールで送信したりすることができます。ネットワークスキャナの別名に恥じない多機能ぶりと言えましょう。また、複数台の導入の場合も、専用プログラムでネットワーク経由で管理することができるので、一括管理や自動監視等の機能によって消耗品やアップデート等も楽になり、導入する企業にとってはかなり良い案件ではないかと思います。問題はそこまで導入するのには費用がかかることですが。光学スキャナの分解能は600dpiで、最大読み取りサイズはA4版。両面にスキャン用CCDが用意され、同時に読み取りが可能です。片面なら20枚/分、両面ならば40面/分で両面にしても速度が落ちません。ネットワークは有線のみですが、10BASE-T/100BASE-TXに対応します。オンラインストアでの販売価格は178000円です。
集中管理と自動監視が目新しい機能で、ネットワーク経由での使用が大前提ですね。もっとも面倒なところを改善することができるので、かなり管理する側には優しい、支払いは厳しいモデルになっています。
参照:N1800 製品情報
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