QNAPS社から、ホーム/SOHO等の小規模ネットワーク向けのNAS「TS-112」「TS-212」「TS-412」が発表されています。いずれもMarvell6281(1.2GHz)をCPUとして搭載したモデルで、メモリは256MB搭載しています。ネットワークはGigabitEhternet対応で、TS-112/212が各1ポートずつ、TS-412が2ポート装備しています。なお、無線LANについては未サポートです。出荷時にはハードディスクが内蔵されていませんが、シリアルATA接続のハードディスクを、それぞれ1台/2台/4台内蔵することができます。最大3TBのハードディスクにも対応している様ですから、TS-412のRAID0/JBOD構成での最大容量は12TB。TS-412はRAIDコントローラを内蔵して、RAID0/1/5/5+/6,JBODの構成がとれ、RAID5/6ではホットスワップが可能です。同社のシリーズの場合、コントロールCPUが同じだと基本的な入出力も同じはずなのですが。TS-112/212はほぼ共通で、USB2.0ポートが2基。ただし、TS-112の画像にはリアにeSATAポートが1基ありますが、仕様に記載がありません。TS-212はUSB2.0 が2ポートのみです。TS-412はUSB2.0がフロントに1基、リアに3基。さらに、リアにはeSATAポートが2基用意されており、もっとも拡張性には優れます。
各機種ともソフト面ではほぼ同じで、通常のファイルサーバ/プリントサーバの他にDLNA/iTunesサーバとして、音楽や動画、写真等の共有等が行なえたり、バックアップ用のサーバとして機能しますので、クライアントはかなり多くの接続手段がサポートされるでしょう。
参照:TS-112 Turbo NAS
参照:TS-212 Turbo NAS
参照:TS-412 Turbo NAS
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