SantaMariaTimesで、X-37Bの2回目の飛行が宇宙滞在1年となったと知らせています。無人という事で、実質的な航行の制限はエネルギーのみになりますが、シャトルタイプでのこれだけ長い宇宙空間への滞在は初めてかも知れません。X-37Bは軍用の小型無人シャトルと呼ばれる宇宙往還機で、全長約9m、全幅が4.5mという小型サイズのシャトルです。一応、次世代スペースシャトルの実験用と称されているのですが、軍用であるが故に秘密のベールに隠されている部分が多く、現在も飛行目的や計画等についてほとんど公開されていません。同機は2011年03月05日に打ち上げられ、現在も飛行中です。着陸時も無人で行われますが、帰還する日時も軍事機密になっているようです。2012年秋には3回目のミッションがあるそうなので、近いうちに帰還するのは間違いないとは思いますが。太陽電池等を多用しているとは思うのですが、それでも1年は長いですね。実験以外でも、紛争地の撮影等の軍事ミッションも、運用には含まれているものと思われます。
参照:Mini-space shuttle hits anniversary
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