数学の数列で習う基礎項目にフィボナッチ数列というのがあります。任意の番号の項目は直前の2項目の和であるという奴で、初期値は0と1です。隣接する2項目の比率がいわゆる黄金比率に近づいているとか、そもそも自然界の現象にも多く見られるとかあるんですが、それを家具に応用したのがutopia Architectureのfibonacci cabinetです。数列の数字を一辺とする正方形なんてのは大概の教科書に出てくると思うのですが、それをタンスと言うか、キャビネットにしてしまった訳です。使い勝手の問題から、完全な再現には至らず、初期値が怪しげにはなっていますが。まるで、どこかの会社の冷蔵庫の様にも見えますが、割りと使い勝手は良さそうです。大きさ的にはあと一項目か二項目が限界でしょうが、さすがにこの比率は美しいです。未来の大数学者の育成を目指す家庭には、こういう家具を置いて欲しいものです。
参照:utopia architecture: fibonacci cabinet
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