StarTech社から、miniDisplayport1.2に対応し、一つのminiDisplayportから最大4台のモニタを接続できるMSTハブ「MSTMDP124DP」が発表されています。この商品自身はそれ自身がディスプレイ描画用のチップを内蔵している訳ではなく、かといって単なる分配/切り替え機と言う訳でもなく、あくまでもハブとして機能する商品です。これを使えば、解像度を混在させたディスプレイを4台まで接続する事が可能で、4台同時に同じ画像を表示する分配機としても機能しますし、拡張デスクトップモードも利用が可能になります。最大解像度は4KTV対応の3840 x 2160/30Hzですが、この解像度では2台までが精一杯で、3台以上の接続はできません。フルHDTVの1920x1080程度ならば、4台でもまだ余裕がある様ですが。これは、miniDisplayportの転送能力の問題になります。ただし、最大の難点はminiDisplayport1.2の仕様を満たしている必要がある点で、1.1以前では使用できません。そのためもあって、miniDisplaypotを事実上捨てたMacOSXは非対応で、Windows 7/8/8.1/10への対応になります。オンラインでの販売価格は24371円(税抜き)で、国内ではシネっクス社から法人向けに販売されます。
参照:単一のmDP 1.2ポートに4台のDPモニタを接続するマルチストリームトランスポート(MST)ハブ「MSTMDP124DP」
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