YouTubeのSamm Sheperd氏のチャンネルで、72000lmもの出力を持つ自作LEDフラッシュライトと言うか、スポットライトと言うか、少なくともその類いのライトが公開されています。このくらいの出力になるとレンズサイズもバカにはなりませんが、出力だけで言えば150000ルーメンもの出力のライトが公開されています。このライトは何が違うのかと言われると、LEDの冷却方式です。ほとんどすべての高出力自作LEDライトの場合、LED後方に巨大な放熱フィンを設けて、強制空冷で凌いでいました。市販されているライトにアルミ合金が採用されている理由の一つは、LEDの放熱の為でもあります。このライトではPC用の液冷キットを応用して、液冷にしている所がミソです。画像でちらっと見えている奥側の薄いピンクの部分は、その液冷用の冷却液タンクで、コストダウンの為か、手軽さの為か、ペットボトルが使用されています。冷却液はペットボトル内に十分にあるので、熱的にはかなり余裕がある様にも見えますが、この方式では冷却液の循環に電力が必要になるのが若干の問題かと。それでも、実際に照射すれば、その光出力が大きい事に驚かされます。市販商品に応用されるのはよほどの事でしょうが、ちょっと面白そうです。
参照:Water Cooled 72,000 Lumen LED Flashlight!!
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