Tobias Große-Puppendahl氏がYouTubeで公開している動画で、未だプロトタイプと言う事ですが、これは商品化したらめちゃめちゃ受けるんじゃないかと。ものすごく簡単に言えばポストイットの電子版な訳で、Bluetoothで接続されて、画面を変更する事が可能になっています。画面は非常に粗い11x12ドットで構成され、電力は背面に用意されたソーラーパネルから供給されます。このディスプレイは粗いのですが、サイズから細かくする必要があまりないのと、電力的な問題からかと思います。詳細が語られていませんでしたが、1画面の再表示に数秒かかる事とコントラストの高さ、省電力等の点等から、E-Inkが採用されているんじゃないかと。画面が粗くとも、スマフォやタブレット端末等から簡単に書き換えができる点はすばらしく、アイコンレベルでも十分に情報は伝わるものと思います。実際にどうなるかわかりませんが、デモではカメラからディスプレイを認識させて、タブレット端末のパネルをタッチするだけで表示を変更すると言った機能が伺えます。外部電力を必要とせず、商品化された際に手頃な価格で供給可能で、手軽に書き換えができるのならば、今の時代のポストイットになり得るかも知れません。完全に置き換えるにはもう少し時間が必要かも知れませんが。
参照:UIST 2016: Exploring the Design Space for Energy-Harvesting Situated Displays
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