「現在の10倍の転送速度(=4.8Gbps)」を目指すUSB3.0が来年にも規格化されるらしい事が伝えられていますが、FireWire側も対抗する規格を出して来ています。こちらはS3200と呼ばれている事からも想像できると思いますが、転送速度は3.2Gbpsとなっています。もともと耐ノイズ性を高めて、400MbpsのFireWire400でさえ実効転送速度がUSB2.0(480Mbps)よりも高速ですから、おそらくは次世代規格でも転送速度の面で引けを取る事はないと思います。何しろ、ソフトウェア上の高速化技術を用いたUSBに比べても、FireWire40の方が遥かに短時間で転送が終了しますから。いかなるベンチマーク結果でも、規格上の速度差を出せた結果は無かったでしょう。USB2.x以前では耐ノイズ性に問題があった様ですので、それを安価で高める事ができるのかが問題になってます。FireWireは800の段階でかなり厳しい規格になったはずですので、こちらの耐ノイズ性の問題は少ないと思われます。問題は、この規格がPCに採用されるかどうかですね。
参照:IEEE new Firewire S3200 to rival USB 3.0
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