東芝からダイレクトメタノール方式を採用したモバイル向け小型燃料電池が、オンラインストアで直販されています。ダイレクトメタノール方式のため、二酸化炭素が原理的に発生するため、簡単にエコに結びつく訳じゃありませんが、小型の燃料電池が市販されると言う事だけで画期的です。サイズは150mm(W)×74.5mm(H)×21mm(D)と、比較的小型です。電源としては、ダイレクトメタノール方式の燃料電池で発電しますが、直接供給する訳ではなく、それを内蔵されたリチウムイオンバッテリへと充電します。その先にモバイル機器を接続する訳ですが、電力の安定供給のためにはこういう方式もありと。接続はUSBバスパワーとして行なわれるため、USBバスパワーによる電力供給を受けられる機材でなければ利用できません。商品紹介ページには動作確認済のデバイスが掲載されていますが、やはり、携帯電話やゲーム機、DAP等が並んでいます。ちなみに、オンラインストアでの販売価格は29800円。今ならば燃料カートリッジが5本付属しますが、このカートリッジは別売もされており、5本一組で3150円。
ただし、外観に関しては、前時代的なデザインと言わざるを得ず、1970年代以前のラジオかと思ってしまいました。でも、こういう製品を購入するのは、今であればギークなあたらしもの好きの方々ばかりでしょうから、もう少し気を使ったデザインにならなかったものかと。
参照:モバイル燃料電池「DynarioTM(ディナリオ)」の発売について(ニュースリリース)
参照:「Dynario(ディナリオ) PF60A000001」
参照:モバイル燃料電池 Dynario(TM)(ディナリオ)(燃料カートリッジ5本プレゼント)
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