IOデータ機器から、新しいワイヤレス伝送システムであるTransfetJet対応のクレイドル「USB2-TJC」が発表されています。TransferJetは短距離の無線伝送システムで、最大理論転送速度560MbpsとわずかながらもUSB2.0を凌駕しています。対応した構成のデジカメをこのクレイドルの上に載せて、USB経由でPC等に接続してのデータ転送が可能になります。そう言う点では、クレイドルという名称ですが、リーダライタの機能を兼ね備えていると見る事もできます。従来の様に専用のドッキングステーションに装着したり、メモリカードを抜いてリーダ/ライタに接続したりと言うめんどくささは解消されます。現状、専用のメモリスティックを装備したソニーのデジカメDSC-TX7/DSC-HX5Vでのみ利用が可能ですが、microSD/SDHC,SDXC等のメディアや、デジカメ本体に組み込まれる様になれば、非常に有用な製品になるのではないかと。オンラインでの販売価格は13600円で、7月下旬からの販売が予定されています。
めんどくささがなくなるのはいいのですが、一抹の不安があるのは、これが未だソニーしか対応品を出していないこと。他の複数のメーカーから対応製品がでてこない事には、安心して使う事ができませんから。
参照:TransferJet対応USBクレイドル「USB2-TJC」
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