正直なところ、iPhoneのこのような使い方は全く想定外の話でした。このiBGStarはユニバーサルDockコネクタに装着するアダプタで、血糖値を計測するための製品です。単独で測定はできるそうなんですが、iPod touch/iPhone専用のアプリをインストールすれば、その結果を分析して、記録する事ができるのだそうです。主として糖尿病の治療のために用いられるため、一般的に使用される物ではありませんが、ちょっと注目しておいた方が良いのかもしれません。来年1月から2月頃に販売が開始される予定です。
多分、メーカーとしては単純にこれだけの販売と言うのは考えていないんじゃないでしょうか?個人情報保護の問題はありますが、医療機関のデータとのリアルタイムな連携や、非常時の通報等はiPod touch/iPhone等ならば可能になります。また、血糖値に限らず、心拍数や血圧等を簡単に計測できる様なアダプタが用意できて、医療機関との連携がとれる様になれば、遠隔地医療もだいぶ変わると思うのです。医療機関の負担も減らせるでしょうし。現実に、小型の血圧計はできていますから、データ転送はBluetooth接続してもいいと思います。こればかりは企業単独ではできませんから、連携を強めて欲しい物です。
参照:iBGStar™ Blood Glucose Meter
1 件のコメント:
おそらく、シート状の端子に、耳たぶなどを軽く刺して出た血液をごく少量採取し、その端子を写真に見えるスロットに差し込んで測定する仕様だと思われます。差し込む端子と耳を刺す道具がどこから出るのか?日本だと、病院を解さないとおそらくそれらは手に入らないでしょう。
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