日本ビクターから、iPod/iPhone対応のミニコンポ「EX-S1」シリーズが発表されています。ミニコンポの常として、AM/FMチューナ、CDプレーヤを内蔵し、総合出力は左右各20Wです。前面にUSBポートを搭載し、フラッシュメモリに収録されたMP3/WMAファイルの再生が可能です。iPod/iPhoneを装着するユニバーサルDockコネクタは上面にあり、一段高くなっています。映像出力も用意されており、iPod/iPhoneの動画ファイルを外部モニタに表示する事ができます。本体色はブラックの他に、ホワイト/ピンク/ナチュラルウッドが用意されています。そう言う事は置いておくとして、本機の最大の特徴は振動板に木を用いた85mmφのウッドコーンスピーカーです。弦楽器の多くが外装の木材を振動板として使用している事は分かりますが、スピーカーとして使用するにはより薄く、強力である必要があります。過去にも、木材の繊維を振動板に用いた製品はありましたが、木材そのものを振動板に用いた例はありません。ビクターでは20年の時間と11件の特許でこれを実用化しました。また、スピーカーキャビネット内部にも補強材とチェリー材の響棒が組み込まれ、音質向上に一役買っています。ミニコンポとは言っても、期待ができるのではないかと思います。10月上旬からの販売が予定されています。
参照:iPod対応オーディオシステム「EX-S1」
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