水曜日, 5月 30, 2012

長時間の作業には向かないのでは?

Focal Upright Furniture社から机と椅子が発表されています。机の方は割りとありがちな基本デザインですが、手前側中央が湾曲しており、左右が肘掛けに近い状態になっているのが特徴です。そのために、意外と疲れにくく、長時間の作業も苦にはなりません。昔の製図台に近い感覚で使用できるんですが、デザイン的には脚部支持架くらいが目新しい所になります。そして、多分もっと重要なのが椅子。通常の座面よりも高い位置にあり、まるで自転車のサドルくらいの位置関係です。スタンドは伸縮自在の一脚式で、机側に回転する様に位置を変える事ができますので、ある程度は座面の調整はできるのですが。接地面は、先端が上がった扇形になっています。これだと椅子自身は安定はするでしょうが、人が腰を下ろすとすればちょっと無理がある様な気もします。腰を下ろすというよりも、後ろからつっかえ棒で支えている感じです。少なくとも、長時間座っているというものではなさそうです。基調講演等で、座ってるんだか立っているんだかわかりにくい様にするには最適なんでしょうが。デザイナーは靴のデザイナーだったそうで、ちょっと、その辺りの感覚が違う方なのかなぁ、と。以前に流行った、個人用の机のない職場にはいいのかもしれませんが、その後はあまり聞かなくなりましたからねぇ。
参照:Focal Upright Furniture

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