キヤノンから無線LAN装備のカムコーダ「iVIS HF R32」が発表されています。1/4"、328万画素のHD CMOSセンサを搭載し、720p/1080pの録画に対応します。ストレージとしては標準で32GBのフラッシュメモリを搭載し、SD/SDHC/SDXCメモリカードスロットを1基内蔵しています。もっとも、シームレスに内蔵ストレージから外部ストレージに連続記録されるという事ではなく、切り替える必要がありそうですから、32GB/SDHC、64GB/SDXCあたりのカードが適切かと思います。記録はMP4/AVCHDのいずれかで、手ぶれ防止機能はシーンによって自動的に切り替えるため、あまり意識する事はありません。で、無線LANの機能ですが、2.4GHz帯を使用するIEEE802.11b/g/nに対応し、PCやテレビに対してはDLNAサーバとして機能し、データをストリーミング配信します。iOSデバイスに対しては専用のアプリMovie Uploaderを使用して転送可能です。また、単独でFaceBook/Twitter/YouTube等へのアップロードも可能になっています。実売価格が6万円程との事なので、手軽に購入という訳にも行かないでしょうが、大手メーカーから販売される製品として、保証のしっかりとしたカムコーダで録画したいという需要はこれで満たせると思います。
参照:iVIS HF R32
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