東芝から高速回転型のエンタープライズ向けハードディスク「AL13SEBシリーズ」が発表されています。10500rpmという回転数は、一般的なハードディスクのおよそ2倍、ノートPC用の高速モデルに比べて1.5倍ものスピードになっています。VelociRaptor対抗製品なのは間違いなく、ブレードサーバー等のハードディスクに使う事を主目的にしています。用意される容量は300GB/450GB/600GB/900GBの4機種で、バッファサイズは64MB。消費電力はアイドル時で4.7Wですから、それ自体はコンシューマ向けに比べてかなり大きくなっています。また、ハードディスクの厚みは15mmなので、一般的なノートPC用に使われるハードディスクの9.5mmよりもかなり厚くなっています。ノートPCに内蔵する事はできませんが、サイズ変換アダプタを使用すれば、3.5"のハードディスクベイに取り付ける事は可能でしょう。一般には見かける事はありませんが、デスクトップマシン用として使用する機会はあるかもしれません。
参照:エンタープライズHDD > AL13SEB900 / AL13SEB600 / AL13SEB450 / AL13SEB300
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