空気圧を利用する空気エンジンを搭載したAirPodが、現在もMDI、TaTaMortors両社で開発が進んでいます。まぁ、空気エンジンといえば聞こえはいいのですが、要するに圧縮空気をタンクにつめて、それを回転力にかえて走行するという事なので、効率そのものはあまりよくなさそうな感じです。ぶっちゃけ、風船に空気を入れて膨らまし、口を放した時に噴射する勢いで進むと考えればイメージは近いです。実際の車体は軽量化のためにFRP製で、ドアは左右ではなく前後。これは、側面からの衝突に対応するためと考えられます。人員輸送用のモデルは、前1席、後ろ2席という変則的な配置で、後席は後ろ向きに座るという一般の自動車とは違う構造です。まるで、キャプテンスカーレットの追跡戦闘車の様。で、画像を見ていただくとわかるのですが、前輪が見えません。小口径の2輪式の前輪が採用されているためで、こうなると築地市場内を走るターレとか、小型の電動フォークリフトと大差ない乗り心地ではないかと。現在、試作車がKLM/AirFranceで空港内で使用されている様ですが、市販される際には$10000程になるらしいです。実際に利用するためにはガススタンドや充電スタンドではなく、圧縮空気スタンドが必要になる訳で、こちらの整備がままならないと、ハイブリッドエンジンにするしかないと思いますね。単純にこのデザインでエレカーだったら、コミューターとして人気がでそうな気もします。
参照:AIRPod
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