東芝から、ハイブリッドハードディスク「MQ01ABDHシリーズ」の販売がアナウンスされています。従来はシーゲート社の製品のみだったハイブリッドハードディスクに東芝が参入する事で、安定供給と市場原理が導入される事が期待されます。ハードディスク側の容量としては750GB/1TBの2機種が用意され、フラッシュメモリ部分は8GB、バッファROMで32MBです。ユーザのデータアクセスパターンを自己学習する事で、データをDRAM/フラッシュメモリ/ハードディスクに最適配置します。結果、読み出しは最適なメディアから行われ、高速でニータ転送されると言う仕組みです。ちょっと、シーゲート社の考えている部分とは、ニュアンスが違っているとは思います。とは言うものの、ハードディスクの回転数は5400rpmのままですので、最高速のデータ転送能力を求めた製品と言うよりも、回転数を下げても転送能力が落ちない製品と言う感じがします。インターフェースはSATA/6Gbps。サンプル出荷は既に始まっており、早ければ今冬から来年はじめ頃の製品に搭載されると予想されます。
参照:NAND型フラッシュメモリ搭載HDD「ハイブリッドドライブ」の製品化について
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