ThinkGeekで販売されているUZI GearシリーズのProtectorシリーズの新製品ver.2.0です。このシリーズはTritiumによる自己発光技術が用いられた文字盤が特徴です。トリチウムというとよくわからないかもしれませんが、三重水素というと聞き覚えがあるのかもしれません。現在開発中の核融合に欠かせない燃料なわけですが、放っておくとβ崩壊を起こしてヘリウムに変わります。この時にβ線として電子を放出しますが、それを蛍光塗料にあてて発光させるという技術が用いられているのが、このProtectorシリーズです。実際にはトリチウムを封入した小さなガラス管を、外周に沿う形式で12/3/6/9時の位置に配置しています・蓄光塗料と違って光に充てる必要はなく、長期間にわたって動作するのが特徴です。なお、放射線の影響は無いも同然で、発生したβ線が皮膚を貫通することはありません。腕時計としてみると、ダイバーズウォッチに近い形状で、ムーブメントはスイス製クォーツ、200m防水の機能を有しています。ベルトは金属製とラバー製の2種類が付属し、本体のバッテリは3年ほどもちます。オンラインでの販売価格は$119.99です。
参照:Uzi Protector Watch V2.0 w/ Tritium Self-illuminating Display
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