Lockheed Martin社から無人ヘリK-MAXのデモ動画がアプされています。今回はK-MAXで消火活動を行うデモで、空中から消火用バケットの中の水を、火事に見立てた火元に落とすというデモです。重要なのは、このK-MAXが無人機であって、外部からコントロールする事でバケットに水を入れ、それを目標の上部でぶちまけるまでの操作が可能と言う点です。先の福島第一原発事故で、自衛隊のヘリが空中から水を散布しましたが、あれを無人機で行えるという事なのです。従って、人的な被害を最小限にして消火活動を行う事も出来る訳で、そう言う意味では日本でも導入を考えた方がいいヘリかも知れません。いや、ああいう事故がそうそう起こってもらっては困るのですが。動画を見ると、無人のドローンを利用して目標の観察を行い、連動させて消火活動に当たる事も組み込まれています。人的な被害を最小限に抑えつつ、迅速な消火活動を行うためには、こういう無人機の利用が不可欠なのかも知れません。もちろん、これだけですべてを賄う事は出来ませんが。
参照:Unmanned Team of K-Max® Helicopter and Indago Quadrotor Demonstrate Firefighting Capability
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