Kickstarterで資金調達にあたっている「Heng Balance Lamp」が、ユニークな機構を有した良いデザインです。一見すると、某ダイソンの扇風機の様なデザインですが、 実は枠にLED光源を内蔵した照明なのです。枠から内側に向かって光を照射するタイプになります。枠自体は木材の様で、円から正方形、長円形等が用意されます。そこだけでも割りとインテリアとしては似合いそうなのですが、ユニークな機構は中央の二つの球体にあります。上下から繋がれた球体は、別に金属の棒でこの位置に固定されている訳ではなく、単なる糸で上下に繋がれているだけです。で、コレのどこがユニークかと言えば、この二つの球体が点灯スイッチを兼ねている点です。二つの球体には磁石が組み込まれており、磁力によってくっつこうとしますが、調整された長さの糸によって、わずかな隙間を空けて固定されます。下側の球体を離してやればランプは消え、この位置に引き上げると点灯すると言う仕組みなのです。球体同士は磁力によって、常に前後左右に揺れてはいますが、決してくっつく事がないと言う訳です。人の手で下の球体は離せる程度なので、消灯も容易な訳です。募集期間を一月以上残して、既に目標の3倍近くを集めている様なので、商品化される可能性は高いかと。
参照:Heng Balance Lamp - A unique lamp with switch in mid-air
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