月曜日, 10月 06, 2008

消火器もカッチョ良く!

Adam Scott氏による、小型消火器のコンセプトデザインです。確かに、現在市販されている小型消火器は、スキューバダイビングに於ける酸素ボンベのごとき形状/デザインの製品ばかりで、お世辞にも使いやすいとは言えませんでした。多少の使い勝手よりも、消化剤等の内容量等が重視されていたと言ってもいいでしょう。まぁ、簡単に使わせない様にしている言うのも分からないではないんですが。逆に、取り扱いにくく、これが必要な「いざ」と言うときに、火災現場に移動させるだけでも大変だったのではないかと思えてしまいます。もちろん、スプレー型の製品もありますが、今度は容量の点で不安です。そこででてきたのが、このコンセプトデザインです。消化剤としては、CO2/粉末消化剤/水等が想定されているようで、いずれも実際の消化の場に於いてはよく使われるものです。連続照射なのか、単射タイプなのかは分かりませんが、引き金とでも言うべきレバーのデザイン等もよくできています。噴射口を火に向けると言うのも理にかなっていますし、初期消火と言う段階では有用なものかもしれません。いや、見た感じ、大昔の火縄銃を構えているかの様です。
ところで、こういうデザインは、昔のバラエティ番組でも使われていた様に思うのですが、そのあたりからヒントを得たんですかね。国は違えども、デザインが似通ってしまう事はよくある話ですが。そういえば、一部の消防署には消防バイクが配備されていて、単射式の消火器が採用されているとか。そういうのが家庭用に応用されると面白いんですが。
参照:Fire Extinguisher Redesign

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)