因幡電機産業社からコンセントに埋め込むタイプのWi-Fiアクセスポイント「WiFi APユニット」が発表されています。壁面埋め込みと言う点ではプラネックス社から発表がありましたが、こちらはJIS規格のコンセントであればメーカー問わずに装着できる点がちょっとだけ異なります。何を持って「業界初」と言い切れるかはわかりませんが、部分的には正しく、部分的には間違っていると言えます。内部で電源に直接接続する事が可能で、GigabitEthernet対応の有線LANポートは内外にそれぞれ1ポートずつあるので、壁を通じて有線LANで接続する事ができるのはメリットです。ちなみに、表はLANポート、裏側はWANポートになります。床に線をはわせる必要がなくなるので、でこぼこした部分を作らずに済みます。表に出ている有線LANポートは蓋で閉じられており、床に近い部分のホコリを内部に入れる事がない様になっています。また、アンテナも内蔵式なので、よけいな出っ張りがほとんどない状態になります。無線LAN部は2.4GHz帯を使用するIEEE802.11b/g/n対応で、最大通信速度は150Mbpsです。リフォーム等で新規に無線LANを構築する様な用途ならば、これは有効な方式だと思います。
参照:超小型Wi-Fiアクセスポイント 「WiFi AP ユニット」(PDF版)
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