YouTubeのLockheedMartin社の公式チャンネルで、SkunkWorksによる新開発の機体Mutt X-56Aのムービーが公開されています。現代の航空機に至っても解決していない問題の一つにフラッターがあります。ひとたびこの現象が発生してしまうと、最悪のケースでは翼の破壊につながり、そのまま機体は真っ逆さまってことなんです。ベテランパイロットならばフラッター現象による機体破損を避ける事ができるかもしれませんが、現代のUAVでは対処のしようがないと言うところがあります。このX-56AはUAV設計に於いてフラッターを抑制し、負荷を軽減する技術を開発する事を目的とした機体です。開発チームは、あのスカンクワークス。機体中央部はボーイング社開発のX-48Cに酷似しており、こちらの方が全幅があると言う感じです。この他に操縦を担当するGroundControlStationと、機関士に相当するVehicleTransportationの2台の車両が用意されます。これにより、将来に於ける高速飛行タイプのUAVの安全性が高まる事が期待されます。
参照:X-56A: Breaking the Flutter Barrier
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