ローランド社から、太鼓芸能集団「鼓童」と共同開発した電子和太鼓が発表されています。和太鼓とは言ってもいろいろとある訳ですが、巨大な奴では無く、担ぎ太鼓と呼ばれる比較的小型サイズの和太鼓の電子化になります。言われてみれば、打楽器系の電子楽器と言うのはドラムの他はあまり馴染みが無く、世界初と言うのも納得ではあります。もっとも、和太鼓とは言っても形状がそれであると言うだけですが。打面の振動を3カ所に配置されたセンサでピックアップし、これを音源に伝える形式になっています。実際には音源が別にある訳ですから、和太鼓の音だけの再現と言う訳でもなく、打楽器系の音は出せる様ですけれど。なお、打面にはメッシュ素材を採用しているので、練習時の消音性には優れますが、演奏者には違和感があるかも知れません。もっとも、未だ試作レベルなので、今後は改善されて行くとは思います。なお、8月18日〜20日にかけて、新潟県佐渡市で開催される「アース・セレブレーション2017」にて演奏されるそうなので、ご興味のある方はいかれるといいかも知れません。形状からすると、小鼓の電子化も可能なのかも知れませんが。打面の改良等が必要になるでしょう。
参照:太鼓芸能集団「鼓童」と世界初の電子和太鼓を共同開発
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