東芝からも500GBのHDの商品化について発表がありました。新規シリーズはMKnn55GSXシリーズで、nnには容量の頭二桁の数字がはいります。用意される容量は120/160/250/320/400/500GBの計6機種で、1プラッター辺りの容量は250GB。250GB以下のモデルでは、独自のシーク制御技術を搭載しているため同社製品でもっとも静音になっており、もっともうるさいシーク時の騒音は20dB程度です。320GB以上のモデルではプラッターが増えた所為か、その技術が使われていないためか、従来機同等の25dB。消費電力については、富士通/日立GS製品と同等のシーク時1.7W、リード/ライト時1.4Wを実現しています。これで、各社の新製品の性能は、少なくとも消費電力に限れば横並びと言う事になります。インターフェースはSATAII(3Gbps)で、回転数は5400rpm。バッファサイズは8MBです。24時間/365日稼動のモデルではなく、スタンダードなPC用ハードディスクと言う位置づけの製品になります。暗号化等の機能も有していませんので、ごく一般的な用途向けと言う事になります。容量とコスト以外の点ではSSDに追いつかれつつあるHDDですので、低消費電力と言うのが一つの売りになっているんだと思います。それにしても、仕様が横並びと言うのは、OEM先からの要求があった事は否めませんが、事前に示し合わせたとしか思えないんですが。
参照:当社最大の記憶容量を実現した500ギガバイト(GB)の2.5型HDD
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