セイコーインスツル社から、とある画期的な機能を持った電子辞書「SR-G9001」が発表されています。従来の電子辞書と言うのは、単体でクローズしていた製品でした。便利なのは分かっていても、PC側からデータを参照する事もできないし、再利用もできないって言うのは、辞書数が不十分なPC環境ではうらやましかったし、使いたかったんです。この「SR-G9001」は、USBでPCと接続し、内蔵された辞書の検索や引用等ができると言う、ささやかだけれど画期的な機能を有しているのです。この機能はPASORAMAと呼ばれるのですが、広辞苑から用語集、各種ビジネスレターテンプレート集等を引用する事ができれば、かなり作業的にも楽になりますから。ただし、一部の辞書でこの機能が使えない事と、この機能が使えるのはWindows 2000/XP/Vistaのみで、Macは非対応です。電子辞書として考えても、VGA解像度のTFTモノクロ液晶を搭載して、内蔵する辞書等は合計で30種。最大2GBまでの容量に対応したSDメモリカードスロットにオリジナルの電子辞書やMP3データを保存して、参照/聴取ができるのはかなり優れものです。販売は11月30日からで、販売予定価格は7万円。この辺りは、ある程度の再利用が可能と言う事で、やむを得ない価格とも言えます。なお、アンケートに答えると、専用のスタンドが当たるキャンペーンが行われます。
参照:PASORAMA™”(パソラマ)搭載の電子辞書「SR-G9001」
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