月曜日, 11月 08, 2010

大空から監視できます

米軍を始めとしして熾烈な開発競争が進むUAVですが、お手軽なモノならば民間レベルでも開発がされている様です。スイスのSensefly社が販売しているswinglet CAMは指定されたルートに従って飛行し、下面を向いたカメラでその映像を記録すると言う、巡航ミサイルと偵察機の機能を兼ね備えた様な製品です。GPSを搭載しているので、自機の位置をほぼリアルタイムで把握できるため、飛行ルートの制御が可能になった様です。飛行ルートは多少のタイムラグはあるでしょうが、ほぼリアルタイムで変更可能です。撮影した画像はそのままコントロール用のPCに転送され、リアルタイムで更新されます。翼端が安定翼を兼ねる無尾翼機と言う特殊な形状で、現行の航空機ではB2爆撃機に近いかもしれません。リチウムイオンバッテリを搭載して、動力は電気モーター。最大飛行時間は60分で、飛行速度は30〜50km/hと普通の自動車並です。熟練者になれば、手動でのコントロールも可能です。用途から考えると、手動コントロールは緊急事態に備えてと言うところでしょう。紹介のビデオを見ると、非常に簡単な操作で飛行が可能でして、ルートの変更もグラフィカルです。
なお、カメラを搭載していない、カスタマイズのベースとなるswingletも用意されており、150gまでの積載が可能な様です。プライバシーを考えるとちょっと怖い様な気もしますが、単純にコンピュータコントロール可能なラジコンと捉えると、非常にユニークです。
参照:swinglet CAM

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