オリンパスイメージング社では、ICレコーダ機能付きラジオ録音機であるラジオサーバー「VJ-20」を発表しています。ラジオサーバーとは聞き慣れませんが、要するにラジオ局の番組を受信して、それを録音する事ができる様にしたレコーダの事です。従来からVJ-10シリーズとしてラジオサーバーを販売していましたが、据え置き型と言う事で、活用の場が少なかった様にも思います。一方で、同社はポータブルタイプのボイスレコーダを多数販売しているのですが、両者が別物として認識されていたのでしょうか?ポータブルタイプのラジオサーバは1機種だけでした。ここにきて、三者のいいとこ取りをねらったかの様な、VJ-20が発表された訳です。クレイドル方式により、据え置き型の継承を図る事ができ、AM/FMラジオの予約録音も最大で20番組まで予約可能になっています。ラジオは地域を選択するだけで、その地域で聞けるラジオ局をリストアップする機能がついているので、誰でも簡単に使用する事ができます。学習機能に実用な再生機能も充実し、再生速度可変/A-Bリピート/インデックス作成/スキップ再生/聞き直し再生等と多様になっています。再生ファイル形式はPCM/MP3/WMAとなっていますので、microSD/SDHCメモリカードにデータ転送しておけば、そのまま再生が可能になります。ステレオマイクを内蔵しており、記録形式はリニアPCMかMP3。記録媒体はmicroSD/SDHCですが、最初から2GBが付属します。オンラインショップでの販売価格は29800円です。主目的を学習用と割り切って使うには十分ですが、録音がメインだったりするとちょっと能力が不足気味かもしれません。あとは、ディスプレイがちょっと小さいかな。
参照:ラジオサーバー VJ-20
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