二次大戦中にドイツ軍によって開発された兵器にゴリアテと言う、地上走行式誘導爆弾とでも言うべき兵器が開発されていました。有線/無線による遠隔操作と、最大75kgの爆弾を内蔵するこの兵器は成功作とは言えませんでしたが,欠点を補ったかの様な兵器が開発されています。その名も「Mega Hurtz」。正面から見るとちょっとかわいく見えるんですが,それ以外はかわいくない機能で満載です。でっかいチョロQと言った感じもありますが、最大速度が12km/h。搭載しているエンジンはかなり強力で,簡単な壁は何度かアタックして,突破する事ができます。30度までの坂を上る事ができ,人を牽引してその場を離れると言った事も可能です。本体上部には各種のオプション兵器を搭載する事ができ,パン/ティルト対応の回転式銃座等の各種葺きを選択して搭載する事ができます。また,操作はワイヤレスで,操縦者はラジコンの様なコントローラとヘッドアップディスプレイを装着して操縦する形式をとります。タイムラグはあるでしょうが,有視界以上の距離での操作が可能になります。救急用として考えると,国内でも需要があると思います。ただ,軍用としてこれが動くのは,ちょっと怖いですね。
参照:The Mega Hurtz
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