レーザータンクと言うと、思い浮かべるのはSF特撮映画やアニメの世界だけって言う方がほとんどでしょうが、実は冷戦時代のソ連では、そう言う戦車の開発を行なっていた様です。English Russia/otavaga2004等で紹介されていたのですが。少なくとも2車種が開発されており、実際に製造された様です。画像は2台目の1K17と呼ばれる方で、初代の1K11は保存されているとは言い難い程のズタボロの状態です。また、1K17の方が、未だレーザータンクと言うイメージに近いです。砲台は固定式で、6+2+6の3列のレンズ部分が確認できます。まるでエクセリオンのレーザー発射口のレンズの様に見えます。使用されていたのは、当時実用的だった個体レーザの様ですが、いくら光学的に方向を可変可能とはいっても、このような固定式砲台を搭載した車体では実用にはならなかったでしょう。ま、試作戦車のレベルですから。それでも、レーザを搭載した戦車と言うインパクトはすごいです。
スターウォーズ構想で、アメリカの眼が宇宙に集中している間に、こういうタンクが開発されていた訳ですよ。ただ、ソ連の崩壊とともに開発関連は見直されて、両方とも開発維持に費用がかかりすぎると言う事で廃棄された様です。1K17はモスクワ郊外の軍事技術博物館に放置されていた様です。
参照:Unveiling Top Secret Military Technologies
参照:技術を除幕トップシークレットミリタリー(Google翻訳)
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