水曜日, 12月 22, 2010

超高速無線LANアクセスポイント

TRENDNet社からIEEE802.11nでスループットが450Mbpsと言う超高速無線LANアクセスポイント「TEW-690AP」が発表されています。本体サイズに比してかなり大きな3本のアンテナが眼につきますが、頼もしく見えて来るのも事実です。しかも、使用するのは2.4GHz帯でIEEE802.11b/g等とは互換を持ちますが、5GHz帯を使用するIEEE802.11aとは非互換です。一般的には、スループットは5GHz帯の方が高速と言われていますので、ちょっと驚きです。おそらくは、ルータ機能を廃したアクセスポイントとして特化した事で、この速度が実現できたのではないでしょうか。通信の暗号化も64/128-bit WEP , WPA/WPA2-PSK, WPA/WPA2-RADIUS等に対応しており、通信の安全性も保てそうです。ちなみに、これらのアンテナは外せるそうなのですが、その分だけ通信速度は低下します。外部接続用の有線LANポートはGigabitEthernet対応ですが、アクセスポイントとしての使用が前提のために1ポートしか用意されていません。実際に使用する際には、別途、ハブを介してルータに接続する必要があります。別の見方をすれば、従来の製品よりも広範囲のエリアを1台でまかなえる訳で、教室やイベント会場をカバーする様な複数台の運用で能力を発揮するのかもしれません。オンラインストアでの販売価格は$187.99です。
国内での使用は電波法に触れる可能性がありますので、正式な販売を待ちたいところです。
参照:TEW-690AP (Version v1.0R) , 450Mbps Wireless N Access Point

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