インタープロ社から、Bluetooth接続の位置特定システム「ハイビーコン」が発表されています。GPS機能を内蔵した位置特定システムで、Buetoothでスマフォとペアリングし、位置を特定できると言う製品になります。こう書くと、失せ物探しシステムの発展型と言えなくもありませんが、重要なのは通信可能な距離。従来の失せ物探しシステムならば10m程度の近距離でしたが、この製品の到達距離は450m。単なる失せ物探しシステムとしては超長距離になります。この距離が可能になると、現在、問題になりつつある高齢者の徘徊の際の位置特定に使える事になります。100円ライタサイズなので、持たせておくと言うよりは、忍ばせておくと言った使い方が可能になります。また、電源もCR2032個員電池を使う事で、最長10年間の使用が可能になり、介護施設等での利用も容易になります。既に、自治体による実証実験も始められている様で、ちょっと気になるのはマルチペアリングが可能かと言う点で、パーソナルレベルならば1対1でも可能ではあるのですが、介護施設等では多対多と言うペアリングも必要になる可能性もありますから。なお、基板のみの提供となるOEMも積極的に行なって行く様なので、そちらの方面ではだいぶ需要があると思われます。オンラインでの販売価格は7000円程度からとなっています。
参照:国内初のBluetooth長距離ビーコン『ハイビーコン』
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