TEXAS MEMORY SYSTEMS社ではRamSanと言うラックマウント式のストレージのシリーズを販売しており、RamSan-620は最新のストレージにあたります。インターフェースは4GbpsのFibreChannelで、2ポートが標準ですが、最大8ポートまで増やす事ができます。最大転送能力は3GB/Secクラス。素の状態でこの数値が出せるのかは分かりませんが、一般的な外付けストレージとしては抜きん出て高速と言えます。内部でRAID構成になっている事と、フラッシュメモリがSLCベースである事も、この転送速度には寄与しているのでしょう。内蔵されるストレージはSLCベースのNANDフラッシュメモリを採用しており、容量は2〜5TBクラスを内蔵可能としています。フラシュメモリベースであるために消費電力も少なく、ピーク時でも325W程度の消費でしかありません。たしかに、3.5"HDDを使用した場合に比べるとかなり低くなりますし、消費電力が低いのはエコにつながります。つなぐだけであれば、XServeとFibreChannelカードの組み合わせでも電気的な問題はないはずです。また、SAN環境もサポートされているため、管理そのものが容易になります。高さは2U(3.5")で幅は18"になっています。金額はかなり高額になると思われるのですが、具体的には「営業に問い合わせてくれ」だそうで。サーバ系でない限りは使わないと思いますが、価格がネックになると思いますねぇ。
参照:RamSan-620
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