nVidia社から、同社のグラフィックワークステーション向けのグラフィックチップQuadroFX4800を搭載したグラフィックカードが、MacPro用にリリースされています。物理的に2スロット分のスペースを使用する(コネクタは1スロット分)の巨大なカードで、グラフィックメモリとして1.5GB/GDDR3が搭載されており、消費電力も150Wと桁違いです。出力としては、DualLinkDVIが2系統ですから、かなり巨大なモニタを同時に2画面まで利用する事ができます。AutoCADやAdobe Creative Suit4等と組み合わせて使用すると効果がある様です。ただし、初期モデルのMacProには対応せず、MacPro3.1かMacPro4.1以降で、さらに対応システムが10.5.7以降に対応すると言う事で、記事執筆時点では動作するシステム(執筆時点の最新版は10.5.6)がないと言う事になります。とすれば、間もなくソフトウェアアップデートで、システムの新バージョンがリリースされる予定と。おそらく、グラフィック周りに手が入る事で、SLI/CUDAがサポートされるのかもしれません。オンラインでの販売価格は約$1800-程との事ですから、おいそれと導入に踏み切る訳にはいきませんが。
参照:Quadro FX 4800 for Mac
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