SSDのスピードが上がるにつれ、既存のハードディスクを前提とした接続インターフェース規格では対応できなくなりつつありますが、その打開策の一つとして注目を集めているのがPCI-Expressです。OCZTech.社では、PCI-Expressバスに接続するタイプのSSD「Z-Drive」を発表しています。用意される容量は250GB/500GB/1TBの3機種で、それぞれのリード/ライトの最大速度は450 MB/Sec,300MB/Sec(250GB)、510 MB/Sec,480MB/Sec(500GB)、500 MB/Sec,470MB/Sec(1TB)となっています。SATAIIの最大転送速度の理論値である300MB/Secを遥かに超える数値がでているので、接続インターフェースの変更が好成績につながっていることが分かります。対応OSはWindows XP/Vista/7及びMacOSX10以降となっています。MacOSXの場合、実質上はMacPro以降に限定されますから、10.5以降と考えた方がいいでしょう。ハードディスクとは違った使い方になるため、同一で比較はできませんが、オンボードキャッシュメモリは256MB搭載しており、内部的にはRAID構成になっているそうです。MacProに搭載できるて、起動可能ならば、面白いと思います。
参照:OCZ Z-Drive PCI-Express SSD
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